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あなたは出世したいと思いますか?
会社員なら出世が当然の時代は一昔前。
今の働き方では、「出世をしない生き方」が定着しつつあります。
出世しないことは逃げではなく、新しい考え方として注目されているのです。
仕事でのストレスを溜めることなく、悠々自適な生活を送れる生き方もステキですよね。
本記事では、出世をしない生き方をテーマに、出世しない理由や働き方を紹介しましょう。
いきかた編集部の西嶋です。
フリーライターとして独立するまでは、会社員でした。
年数を重ねると、自然と仕事が増え責任感も大きくなります。
私は、その環境が次第とストレスに変わり体調を崩してしまいました。
そこで思ったこと…それは、働くうえで体調管理は重要だということです。
そのためにも、出世を目指さず「無理はしない」ことも大切ではないでしょうか?
[執筆者プロフィール:西嶋さん]
[監修者(鈴木さん)]
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Contents
「出世しない生き方」を選ぶ人が増えたワケ3つ
出世しない生き方を選ぶ人は、どのような理由でそう思うのでしょうか。
- 出世すると仕事量や責任が増すから
- 出世しても給与があまり増えないから
- 出世するとプライベートが充実しにくいから
平成31年に行われた公益財団法人日本生産性本部の「新入社員 働くことの意識」調査結果によると、出世に関心がない人は22.9%でした(参考:令和2年賃金構造基本統計調査の概況|総務省)。

(出典:平成31年 新入社員「働くことの意識」調査結果|公益財団法人 日本生産性本部)
とくに出世をしたくないと考える若者は増えているようです。
出世が当たり前として働いてきた世代にとっては「あまい」と思うかもしれません。
しかし、きちんとした理由や考え方があるのです。
出世すると仕事量や責任が増すから
出世に関係なく仕事に対しては、少なからず責任がともないます。
それが、管理職などになると業務の責任だけではなく、職場の管理や業績への責任感も大きくなります。
「これもあれも、私がやらなくては…」
「ミスのないように従業員の管理をしっかりしなきゃ…」
気づかないうちに多くの責任がのしかかり、ストレスが溜まってしまうのです。
出世できる人は限られているので、管理職に昇進することはすごいこと!
でも、仕事が楽しくなければ意味がないと私は思います。
「仕事をやらされている」という環境から抜け出したいと思いませんか?
出世しても給与があまり増えないから
近年は、不景気からか管理職になっても給料が増えないケースもあります。
実際は、平社員と変わらない…むしろ時給に換算したら減っていることも。
そして、多くの企業では、給料が高いとされる管理職からリストラ対象となってしまう可能性も高くなっています。
出世するとプライベートが充実しにくいから
出世することで無条件に残業が増し、休日出勤を余儀なくされる企業も少なくありません。
そのため、プライベートの時間がとれなくなってしまいます。
趣味の時間がつくれなかったり友達や恋人と会えなかったり。
普段は何気なくできていたことが不可能となり、ほとんどの時間が仕事…なんて日々を送ることになるのです。
また、子どもがいる人は、一緒に遊ぶ時間を奪われることにもなるでしょう。
遊べたとしても、「次の日はまた仕事…」と体力的な負担にもなります。
https://webmarks.co.jp/magazine/family_02/
家族にとってパパ・ママが出世することは誇らしいことです。
でも、家族の時間がもっと欲しいと思うことも本音!
仕事とプライベートが両立できたらいいですよね。
ここに、厚生労働省が行った調査があります。

(出典:女性の活躍推進に向けた新たな法的枠組みの構築について(報告)|厚生労働省 48頁)
男性の一般社員は約4割が「出世したくない」と回答しています。
「出世しない=幸せではない」ということが見て取れますよね。
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「優秀な人は出世しない」といわれる2つの理由
優秀すぎると出世できないことがあります。
それは、とくに大企業や年功序列の企業といったケースが多く、「なかなか一定の地位」を築けず悩む人もいます。
- 仕事ができる人=出世するとは限らないから
- 優秀な人はワークライフバランスを重視しやすい
優秀な人の特徴を踏まえながら、なぜ出世から遠ざかってしまうのかを解説します。
仕事ができる人=出世するとは限らないから
一般職において実務ができて優秀な人は、たとえば、「知識が豊富」「実務経験がある」などが思い浮かびます。
一見、優秀なんだから将来出世するんだろうな…って思いますが、実はこのような人が管理職などに就くことは難しいといわれています。
なぜでしょうか?
出世を求められる人材は、人を動かしチームをまとめられる人。
つまり、会社が望んでいる成果を出すことができ、上層部へのアプローチがうまい人が向いているのです。
逆をいってしまえば、実務ができない人が多いとも捉えられます。
「あの人、私よりも仕事できないのにどうしてあのポジションに就けるの?」
なんて思ったことはありますよね。
まさに、それ!
上層部に対しても上手にコミュニケーションをとれる人であり、「出世しよう!」という姿勢そのものが「能力」として認められるのです。
https://webmarks.co.jp/magazine/employee_04/
優秀な人はワークライフバランスを重視しやすい
ワークライフバランスとは、「仕事と生活を調和させること」であり、仕事よりもプライベートを充実させることではありません。
2007年に内閣府は「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章」を制定しました。
(出典:仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章|内閣府)
今は、個人の問題だけではなく企業の経営課題として捉えられるように。
仕事と生活の理想的なバランスは、年代や家族構成などによって大きく異なります。
従業員の生活向上のためには、仕事を生み出す企業側の努力が不可欠だということでしょう。
優秀な人は、ワークライフバランスを早めに取り入れています。
https://webmarks.co.jp/magazine/free_08/
私はフリーライターとして独立したことで、仕事と私生活がお互いに影響し合い、公私ともに高め合うことができています。
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「出世しない生き方」にぴったりな職種2つ
社会人として「出世したくない」と思うことは、悪いことではありません。
バリバリ働いて出世を望む人もいれば、生活のために仕事をする人、できるだけ自由なスタイルで働きたい人など、仕事に対する考え方は人それぞれですよね。
ここでは、出世しない生き方に相応しい…そして、スキルがつき長く働ける職種を紹介します。
- Webライター
- Webマーケター
Web系の職種は今も需要が多く、今後さらに伸びる業界の一つです。
興味がある人は、どんな仕事なのかをチェックしてみてください!
Webライター
Webライターの仕事は、Webサイトの文章を作成することです。
といっても、内容は多岐にわたり「商品の紹介」「専門性のある記事」「ブログの執筆代行」など。
ジャンルにこだわらなければ、未経験でも始められる仕事です。
副業から始める人も多く、ある程度稼げるようになったらフリーへと転身する人もいます。
フリーとして活躍できるようになると、自分の時間が増え充実感を得られるでしょう。
また、頑張り次第で収入もアップし会社員より稼げることも。
「出世しない生き方」をしたいのなら、時間に縛られなかなか収入も上がらない会社員よりも魅力を感じませんか?
Webマーケター
今の時代、Webを活用しないビジネスは存在しません。
そのため、需要の高い職業として注目されているのが「Webマーケター」です。
たとえば、以下のような職種があります。
- 広告運用(SEM・SEO・SNS)
- SEO・SNSコンサルタント
- Webアナリスト・ディレクター
「どんなことをするの?」と興味をもった人は、ぜひ以下のサイトをご覧ください!
https://webmarks.co.jp/voice/
また、Webマーケターの平均年収は約500万円が相場です。
企業によってはバラつきもありますが、経験を積み独立することでさらに年収を大きく伸ばせます。
夢がありますよね!
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上を目指さない生き方で「勝ち組」になった事例
出世するという概念にこだわらず、理想の働き方を手に入れ「勝ち組」となった2人を紹介します。
- Webマーケター&コーヒー屋になった今野さん
- 公務員からWebマーケターに転身した佐藤さん
転身した理由はそれぞれですが、現在はWebマーケターとして活躍しています。
インタビューからは、上を目指さない働き方でも充実している様子が伝わってきます。
Webマーケター&コーヒー屋になった今野さん

[事例プロフィール:今野さん]
元教師という経歴をもつ今野さんは、心の病気がきっかけで教職を辞めることにしました。
「人間いつ死ぬかわからない」と実感したことから、もっと自由に働きたいという気持ちに変わりWebの世界へと歩むことになります。
現在は、Web解析士の資格を取得し、さまざまなコンテンツマーケターとして活躍しています。
2021年には、コーヒーショップをオープン。
経営者の顔をもつ二刀流で、自分の理想の働き方を確率し充実した日々を送っています。
https://webmarks.co.jp/member/
公務員からWebマーケターに転身した佐藤さん

[事例プロフィール:佐藤さん]
前職は公務員だった佐藤さんは、仕事にやりがいを感じてはいたものの、組織で働くことの限界やストレスを抱えていたといいます。
その頃流行していたYoutuberやインフルエンサーを見て、Web業界に関心ももつようになったそうです。
現在は、中小企業のWeb担当者として従事し、SEOコンテンツの制作、内部の改善などを担当しています。
今後は、どんどん単価を上げていき、デジタルマーケティング全般のコンサルができたら面白いと教えてくれました。
https://webmarks.co.jp/interview-satou/
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「出世できない」とわかったらやるべきこと3つ
同期は出世していくのに、自分だけポジションが固定されている…なんて状況はどの企業にもあります。
出世できないと、仕事のモチベーションも上がりません。
そんなときは悲観するだけではなく、少し違う世界に目を向けてみるのもいいですよ。
- 副業する
- 転職する
- 専門知識を身につける
諦めるのではなく、あくまでもポジティブに!
将来を見据えて、やるべきことにチャレンジしてみましょう。
副業する
副業を始めてみるのも一つの方法です。
初期費用も必要なく始めやすい職種もたくさんあり、余った時間を副業に充てることも収入面を考慮すれば、有効な選択肢といえます。
また、もし会社が副業を許可しているのなら、会社に勤めながら起業してしまうなんてことも可能!
自分が社長になるのですから、出世も昇進も全く関係ありません。
このような環境をつくることで、出世ができない状況でもモチベーションを保つことができますね。
転職する
思い切って転職するのもいいでしょう。
もちろん、やみくもな転職ではなく「転職するからにはメリットのある」企業や職種を選ぶことが重要です。
あなたの経験やステータスから自分自身に合う仕事を見つければ、転職先での出世も夢ではありません。
ただし、年齢が上がるにつれ転職自体が難しくなるため、タイミングを逃さず検討してください!
専門知識を身につける
基本的なビジネススキルも大切ですが、専門性のあるスキルを身につけることで仕事の幅が広がります。
そのなかでも、年齢・性別関係なくスキルを活かせる業種がおすすめです。
たとえば、Web系の「ライター」「プログラマー」「マーケター」など需要の高い知識があれば、転職しても活躍が可能です。
私は30代後半で独立しました。
年齢なんて関係ないし、新しいことを始めるのに「遅い」とか思っては何もできません。
勇気を出して一歩踏み出すことは、とってもかっこいいことなんです!
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Webを学び出世しない生き方を充実させよう
本記事では、決して出世自体を批判しているわけではありません。
「出世してもコスパが悪い」ことが現状としてあるため、新たな働き方・考え方を提案しています。
ワークライフバランスが重要視される現在において、より良い決断をしてもらいたいと思っています。
WEBMARKSでは、「出世しない生き方もアリだなぁ~」という人に向けたオンライン講座を無料プレゼント中です。
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ぜひ以下のページで詳しい内容を見てくださいね。
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